I missed the notice sent three days ago by the Japanese Association, Singapore informing me that I qualified for the semi-finals of the Japanese Speech Contest 2006, which was determined based on an original script submitted sometime ago.

Woohoo, now I just have to send in a recording of myself and soon I’ll be on my way to winning another DVD player… If you want to take a look at my script, read on…

サンタクロース

 皆さんがサンタクロースを信じなくなったのは何歳のことでしたか。一年間に一回しか働かない赤い服を着ているおじいさんが北極に住んでいて、しかもクリスマス・イヴの一晩だけで全世界の子度たちにプレゼントを送ります。物理と常識からみると、こんなおとぎ話はどう考えてもありえないでしょう。では、なぜ今でも世の中にサンタを信じている人がいるのでしょう。

 ある計算によると、そんなにたくさんのおもちゃは最低でも5千万キロの重さで、それを動かすためには36万匹のトナカイが必要だそうです。で、サンタさんはクリスマスの朝までに全世界のよい子供たちにプレゼントをすべて届けなければならないというわけで、リュージュの時速は毎秒1000キロぐらいじゃなければ全然間に合わないんです。とすると、5千万キロの物体が毎秒1000キロの時速で動き始めると、サンタさんは摩擦で起こった熱のせいで一瞬に燃え尽きてしまいます。この計算をした人が言いたいのは、サンタさんが存在していたとしても、もう確実に死んでいるということです。

 冗談は別として、世界中の人たちはどうしてサンタというおとぎ話を必要としているのでしょうか。実は心の奥にサンタが存在しない、するはずはない、という事実がわかっているのに、なぜ大人たちはまだ子供にサンタの話を伝えるんでしょう。

 それはそこに希望があるからです。理屈でサンタを否定することは簡単にできますが、ちょっと寂しい気がしませんか?本当はサンタさんが存在するかしないかどうでもいいんです。子供たちはプレゼントをもらって、自分が愛されていることを感じます。子供はサンタさんからプレゼントをもらって、自分がみんなが知っているサンタさんに認められていることを感じて、そしてそれは子供の励みになります。子供に希望を与えます。

 皆さんはノーラッドを知っていますか。いいえ、サンタさんのトナカイの名前じゃなくて、NORADとは、アメリカとカナダの航空宇宙領域の防衛を担当する、二国軍隊組織のことです。で、なぜサンタの話に突然防衛軍隊組織が出ているのか。実はノーラッドは1958年から今まで毎年サンタさんの追跡をしているからです。そして、クリスマス・イヴにサンタさんの位置を電話とネットで子供たちに伝えます。もちろん本当にサンタさんをレーダーで見つけられるわけがありません、それはただ子供たちが喜んでくれるためにつく嘘です。

 サンタさんは本当にこの世に存在しているかと聞かれたら、私はもちろん存在しませんと答えます。でも、たとえサンタが嘘だとしても、子供たちに希望と幸せを与えられるなら、それはそれでいいんじゃないかと私は思っています。

Ok, you can start laughing now…

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